ラズパイ[QA編]:タクトスイッチを押したらLチカ
ラズパイの勉強と通して、開発技術の習得とIoTのテストの議論を
進めていきたい思います。
さて、前回の開発編はこちら。
tettan.hatenablog.com
こんなのテストがいるのかと思いますが、
ちょっと考えてみましょう。
単純に考えると、こんなテストケースですかね。
テストケース1 | テストケース2 | |
---|---|---|
原因:ボタン | ON | OFF |
結果:LED | 点灯 | 消灯 |
これだと、単純すぎるので
テスト設計してみましょう。
LEDの状態に着目するとこんな感じでしょうか。
この状態遷移図のリンクを単純に網羅すればよさそうです。
あとは、LEDが点滅しているのですが、
今回は点滅させている理由がわからないので
こちらのテストはスコープ外とします。
この状態遷移図と先に挙げたテストケースとを比較すると
テストケースのほうには初期状態(LED消灯)が明示されていないので
テストが漏れるかもしれませんね。
と書いたのですが、よくよく考えると
ボタンを押したら点灯するので、
こんなテストは必要ないですね。
ただ、状態遷移図を書くと、テストケースのみと比べると
テスト実行の見通しが良くなるので、
やっぱりテスト設計したほうが良いと思います。